光井聡市長とプレコンセプションケア事業に関する意見交換を行いました
2026年5月22日、川崎医科大学産婦人科学は、岡山県津山市役所を訪問し、光井聡市長と津山市におけるプレコンセプションケア事業の推進について意見交換を行いました。当日は、津山市が今後取り組む若者世代・子育て世代への健康支援、妊娠前からの健康づくり、ライフコースを見据えた女性ヘルスケアのあり方について協議しました。今回の面談では、津山市を岡山県北地域における「プレコンセプションケア・モデルタウン」として位置づけ、行政・教育機関・医療機関が連携しながら、若者と次世代の健康を地域全体で支える仕組みを構築していく方向性について話し合いました。
津山市は岡山県北部の中心都市であり、美作地域の医療・教育・行政の拠点として重要な役割を担っています。一方で、全国の地方都市と同様に、人口減少や少子化、若年世代の流出は大きな課題となっています。津山市の令和5年の人口は96,414人で、年少人口は11,489人、生産年齢人口は52,809人と報告されています。また、出生数は2010年代から減少傾向にあり、令和6年には545人まで減少しています。合計特殊出生率も、津山市では全国・岡山県平均を上回る水準で推移してきたものの、令和5年には1.45まで低下しており、若い世代への切れ目ない支援の重要性が高まっています。
今回の面談では、川崎医科大学産婦人科学がこれまで取り組んできたプレコンセプションケア教育、女性ヘルスケア、妊孕性教育、栄養教育の知見を活かし、津山市民の健康増進に貢献するための具体的な連携の可能性について協議しました。今後は、津山市の実情に合わせた啓発資材の作成、若者世代への教育、地域住民向け講演、学校・行政施策との連携などを通じて、実効性のあるプレコンセプションケア普及を目指します。
なお、光井市長と川崎医科大学産婦人科学教室の下屋浩一郎特任教授は、光井市長が市長に就任される以前より、新型コロナウイルス感染症対策において地域医療・公衆衛生の現場で協働してきた経緯があります。今回の連携は、その信頼関係を基盤に、感染症対策からさらに一歩進み、若者と次世代の健康を支える新たな地域連携へと発展するものです。
川崎医科大学産婦人科学は、津山市とともに、「津山市をプレコンセプションケア・モデルタウンに」という目標を掲げ、岡山県北地域におけるプレコンセプションケアの普及と、市民の健康福祉の向上に貢献してまいります。



